最強のふたり

最強のふたり
2013年に日本で公開され、大ヒットした作品。やっちゃな黒人の青年と、障害を抱えた大富豪のおじいさんとの友情の物語は時に面白く感動する場面が見ている人を釘付けにするのではないだろうか。
あらすじ
パラグライダーの事故で全身麻痺となった大富豪フィリップは、新たな介護人を雇うため自ら面接していたが、中々良い人材が現れなかった。そこに失業手当目当てのスラム出身の黒人の青年ドリスが現れた。ドリスは「おれを不採用にしろ。」などなんでも素直に思ったことを言ってしまう性格だ。そんな彼にどこか引かれたフィリップは彼を介護人として採用する。思ったことを素直に口にするドリスは、食べているチョコレートをフィリップが欲しいと言うと、「このチョコレートは健常者用だ」とジョークを言いう。かなりブラックなジョークです。さらにフィリップがなぜ車椅子生活になっか事情を聞いたドリスは「俺なら自殺するね」とまで。フィリップはそれに対して「障がい者にはそれも難しい」と返します。笑えない場面も多かったのではないか。ですが、フィリップにとっては何も気を使わずに発言するドリスの方が差別的にうつらなかったのかもしれない。この作品は実際にあった話で、実際にあったと考えると余計感動するのかと思います。